INTERVIEW インタビュー

分析のその先へ。社会課題の解決という
大きなミッションへの挑戦

Chief Strategy Officer 長谷川匠

分析を超えた業務領域に。歩み始めた第2フェーズ

現在のARISE analyticsの柱となっている事業は、マーケティングアナリティクス、IoTアナリティクス、共創の3つです。マーケティングアナリティクスは会社設立当初から取り組んでいるもので、メインはKDDIのデータドリブン経営の支援です。KDDIの経営層にデータを活用した事業提案を行う仕事から、データ整理や分析、オペレーション変革までを一気通貫で担っています。IoTアナリティクスでは機器故障の予兆分析、需要予測などをしていて、最近は特に画像解析に力を入れています。

そして今後注力していきたいのは、3番目の共創事業です。KDDIのビジネスパートナーとの業務提携やFundからの出資による技術連携およびデータアナリティクス推進から新たなビジネスを生み出すことが主な役割ですが、日本を代表する大手企業とゼロから討議し、日本をどう変えていくか、という大きな話までしています。

これまで、マーケティングアナリティクスやIoTアナリティクスでスキルを培い、実ビジネスにおける課題解決実績を積み上げてきました。今後はそれをもとに共創事業の中で、KDDIと共に社会課題の解決に取り組んでいくことになります。

社会課題としては、一例として廃棄ロスの問題があります。売上を最大化しつつ商品の廃棄を減らす方法を、データやアナリティクスを用いて探ります。画像分析による同一人物の特定技術も、セキュリティという社会課題の解決につながるものです。

ARISE analyticsは分析会社ですが、これまで分析だけでは業務を変革できないケースもありました。そこで、今後は分析を使ってクライアントの体験をどう描き、オペレーションをどう改善していくか、といった分析を超えた業務にも踏み込んでいかなければいけません。設立から3年を経て、当社は今第2のフェーズに入っています。

データの活用と改善で何かが変わる瞬間に面白さがある

その中で私はChief Strategy Directorとして、会社全体の戦略立案と新しい事業の開拓を担っています。設立当初に比べて会社の規模や業務スコープははるかに広がり、想定していた以上になりました。今後さらに新しい領域に業務を広げていくことが、私の大きなミッションです。幸い社内には優秀なディビジョンディレクターやサイエンティストがいるので、安心して事業開拓に取り組めています。

この仕事をしていて面白いと思うのは、データを信じていなかった人が信じるようになって業務が回るようになったとき、そして分析内容にしたがって戦略が実現されたときですね。この何かが変わった瞬間に立ち会えるのが嬉しいです。

ARISE analyticsが設立されたころはデータから新たな価値を生み出す手法が浸透しておらず、まだ多くの企業がダイナミックなデータドリブン経営への変革に抵抗を感じている時期でもありました。ですがデータをもとに顧客(消費者など)の動向をかなり高精度で予測できるようになり、それぞれのターゲットに対する最適な施策を講じて効果が出せたことで、信用していただくことができました。これら成果に対してお客様から「ありがとう」と言葉をかけていただけたことは、思い出深いですね。

スキルよりマインド。成長意欲と社会の課題解決への意欲を重視

採用面ではスキルよりもマインドを重視しています。部署ごとに求める人材像はあると思いますが、共通しているのは真面目で素直で謙虚、という要素。それがある人は自ら勉強し続けるので自然とスキルがつくし、謙虚に人の意見を聞きながら修正もできます。実際社内にはそういう人が多いので、そのマインドがあればフィットすると思います。

ARISE analyticsには、親会社がKDDIとアクセンチュアという強みがあります。アクセンチュアが持つコンサルタントに必要なスキルとその教育方法が社内で体系的に整理されているため、ビジネスコンサルタントとしての基礎スキルを身につけることができます。またKDDIが持つ大量のデータを使って実際に分析しビジネスに落とし込むところまで実践・経験できるのは、データサイエンティストにとって他社と比べても良い環境ではないでしょうか。

スキルは会社がいくらでも補います。それよりも成長意欲がある人、いま注力している社会課題の解決に対して熱い思いを持った人にメンバーになってもらいたいと思っています。